「FPの資格を取りたいけど、教育訓練給付金って使えるの?」 「給付金を使えばどのくらい費用を抑えられる?」
FP(ファイナンシャルプランナー)資格の取得を考えている方からよくいただく質問です。結論から言います。FP資格取得講座は教育訓練給付金の対象になっているものが多くあります。
この記事ではFP資格取得に教育訓練給付金を使う方法と、具体的な費用シミュレーションを解説します。
この記事を読むとわかること
- FP資格取得に使える教育訓練給付金の種類
- 対象講座の探し方
- 具体的な費用シミュレーション
- FP資格取得後のキャリアと活用方法
第1章:FP資格と教育訓練給付金の基本
FP資格とは
ファイナンシャルプランナー(FP)は、税金・保険・投資・不動産・相続など、お金に関する幅広い知識を持つ専門家です。
FP技能士は国家資格で、1級・2級・3級があります。リスキリングとして取得する場合は2級を目標にする方が多いです。2級があれば転職や副業で活用できる実践的なレベルとして認められます。
教育訓練給付金はFPに使える?
はい、使えます。FP資格取得を目的とした講座の多くが教育訓練給付金の対象に指定されています。
ただしすべての講座が対象になるわけではありません。受講前に必ず厚生労働省の検索システムで対象講座かどうか確認しましょう。
どの種類の給付金が使える?
FP資格取得講座は主に**一般教育訓練給付金(給付率20%・上限10万円)**の対象になっているケースが多いです。
一部の講座は**特定一般教育訓練給付金(給付率50%・上限25万円)**の対象になっている場合もあります。
第2章:FP資格取得の費用と給付金シミュレーション
FP資格取得にかかる費用
FP資格取得にかかる費用は学習方法によって異なります。
独学の場合 テキスト代・問題集代:5,000〜15,000円程度 受験費用(2級):8,700円 合計:約15,000〜25,000円
通信講座の場合 講座受講料:30,000〜100,000円程度 受験費用(2級):8,700円 合計:約40,000〜110,000円
通学スクールの場合 講座受講料:50,000〜150,000円程度 受験費用(2級):8,700円 合計:約60,000〜160,000円
給付金を使った費用シミュレーション
ケース①:一般教育訓練給付金(給付率20%)を使う場合
受講料10万円の講座の場合:
- 給付金:20,000円
- 自己負担:80,000円
受講料5万円の講座の場合:
- 給付金:10,000円
- 自己負担:40,000円
ケース②:特定一般教育訓練給付金(給付率50%)を使う場合
受講料10万円の講座の場合:
- 給付金:50,000円
- 自己負担:50,000円
受講料20万円の講座の場合:
- 給付金:100,000円(上限)
- 自己負担:100,000円
第3章:対象講座の探し方と主要スクール
対象講座の探し方
厚生労働省の検索システムを使う 「教育訓練給付制度 検索システム」で「FP」や「ファイナンシャルプランナー」と検索すると対象講座が一覧で表示されます。
スクール名・地域・給付金の種類で絞り込むことができます。
給付金対象のFP資格取得スクールの例
TAC(タック) FP資格取得講座の大手スクールです。通学・通信の両方に対応しており、教育訓練給付金対象のコースがあります。
LEC東京リーガルマインド FPをはじめとする資格取得に特化したスクールです。教育訓練給付金対象コースが充実しています。
フォーサイト 通信講座に特化したスクールです。合格率が高く費用が比較的抑えめです。教育訓練給付金対象コースがあります。
ユーキャン 通信講座の老舗です。FP2級・3級の講座があり教育訓練給付金対象コースがあります。
第4章:FP資格取得の具体的な手順
STEP1:受給資格の確認
まずハローワークで教育訓練給付金の受給資格があるかどうか確認します。雇用保険に1年以上加入している会社員であればほとんどの方が対象です。
STEP2:対象講座を選ぶ
厚生労働省の検索システムでFP資格取得の対象講座を探します。複数のスクールを比較して自分に合った講座を選びましょう。
選ぶ際のポイント
- 給付金の種類(一般か特定一般か)
- 受講形式(通学・通信・オンライン)
- 合格率・実績
- サポート体制
STEP3:受講前の手続き
受講開始前にハローワークで受給資格確認票を提出します。この手続きは受講前に必ず行う必要があります。
STEP4:受講・試験受験
対象講座を受講しながらFP試験の準備を進めます。FP2級の試験は年に3回(1月・5月・9月)実施されます。
STEP5:修了後に給付申請
講座修了後1ヶ月以内にハローワークで給付申請を行います。
第5章:FP資格取得後のキャリアと活用方法
キャリア①:金融・保険・不動産業界への転職
FP資格は金融機関・保険会社・不動産会社への転職で非常に評価されます。特に30代でFP2級を持っていると転職市場での価値が上がります。
活躍できる職種
- 銀行・証券会社の資産運用相談員
- 生命保険・損害保険の営業・コンサルタント
- 不動産会社の営業・コンサルタント
- 独立系FP
キャリア②:副業・独立FPとして活動
FP資格を活かして副業・独立する方も多いです。家計相談・資産運用アドバイス・保険見直し相談などのサービスを提供できます。
副業FPの収入は月3〜20万円程度が相場ですが、実績を積めばそれ以上稼ぐ方もいます。
キャリア③:社内でのキャリアアップ
金融・保険関連の会社に勤めている場合、FP資格取得で昇進・昇給につながるケースがあります。
キャリア④:プライベートでの活用
FPの知識は仕事だけでなくプライベートでも役立ちます。自分や家族の資産形成・保険見直し・税金対策・住宅購入など、生活のあらゆる場面でFPの知識が活きます。
第6章:FP資格取得を成功させるコツ
コツ①:3級から始めない
リスキリング目的であれば最初から2級を目指しましょう。3級は転職・副業での評価が低く、時間と費用の無駄になる場合があります。ただし全くの初学者の場合は3級から始めた方がスムーズに学べる場合もあります。
コツ②:実技試験の対策も忘れずに
FP試験は学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。学科試験の勉強に集中しがちですが、実技試験の対策も並行して行いましょう。
コツ③:過去問を繰り返す
FP試験は過去問の繰り返しが最も効果的な学習方法です。テキストを読むだけでなく、過去問を何度も解くことで合格率が大幅に上がります。
コツ④:試験日程を逆算して学習計画を立てる
FP試験は年3回しかありません。受験日から逆算して学習計画を立て、計画的に準備しましょう。
よくある質問
Q:FP3級でも教育訓練給付金は使える?
A:FP3級の対象講座もありますが、給付額が少なくなります。リスキリング目的であれば2級の対象講座を選ぶことをおすすめします。
Q:FP試験に落ちた場合、給付金は受け取れる?
A:教育訓練給付金は試験の合否に関わらず、対象講座を修了すれば受け取れます。試験に落ちても給付金は受け取れますので安心してください。
Q:FPの勉強期間はどのくらい?
A:2級の場合、学習時間の目安は150〜200時間程度です。毎日1〜2時間学習すれば3〜6ヶ月で合格できます。
Q:働きながらFPの勉強はできる?
A:もちろんできます。通信講座やオンライン講座を活用することで、仕事・育児と両立しながら学べます。
まとめ:FP資格×教育訓練給付金で費用を抑えてキャリアアップしよう
FP資格は教育訓練給付金を活用することで、費用を最大50%抑えながら取得できます。
FP資格取得を成功させるための3ステップ
- ハローワークで教育訓練給付金の受給資格を確認する
- 厚生労働省の検索システムで対象のFP講座を探す
- 無料体験や資料請求でスクールを比較して申し込む
お金の知識は一生使えるスキルです。まずは今日、対象講座を検索してみましょう。
当サイトでは教育訓練給付金が使えるその他のおすすめ講座の比較記事も掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。

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