「リスキリングの補助金って結局どんな条件があるの?」 「自分が対象になるかどうかわからない…」
補助金の条件って複雑で調べるのが面倒ですよね。この記事では主要なリスキリング補助金の条件を一気にまとめて解説します。
この記事を読むとわかること
- 主要なリスキリング補助金の種類と条件
- 自分がどの補助金の対象になるか
- 申請前に確認すべきチェックリスト
- 補助金を最大限活用する方法
第1章:リスキリング補助金の全体像
主要なリスキリング補助金一覧
リスキリングに使える主な補助金・給付金は以下の通りです。
| 制度名 | 運営 | 給付率 | 上限額 | 対象者 |
|---|---|---|---|---|
| 一般教育訓練給付金 | 厚生労働省 | 20% | 10万円 | 雇用保険加入者 |
| 特定一般教育訓練給付金 | 厚生労働省 | 50% | 25万円 | 雇用保険加入者 |
| 専門実践教育訓練給付金 | 厚生労働省 | 最大80% | 年間56万円 | 雇用保険加入者 |
| リスキリング支援事業 | 経産省 | 最大70% | スクールによる | 幅広い対象者 |
| 人材開発支援助成金 | 厚生労働省 | 45〜75% | コースによる | 企業(従業員向け) |
第2章:教育訓練給付金の条件を詳しく解説
①一般教育訓練給付金の条件
給付率・上限額 受講費用の20%・上限10万円
対象者の条件 以下の条件をすべて満たす必要があります。
雇用保険の被保険者である・または離職後1年以内であることが必要です。
支給要件期間が通算1年以上あることが必要です。ただし初めて利用する場合は1年以上、2回目以降は3年以上の間隔が必要です。
対象講座 厚生労働大臣が指定した講座のみが対象です。英会話・簿記・TOEIC対策・FP資格など幅広い講座が対象になっています。
給付のタイミング 講座修了後にハローワークで申請します。修了日から1ヶ月以内に申請が必要です。
②特定一般教育訓練給付金の条件
給付率・上限額 受講費用の50%・上限25万円
対象者の条件 一般教育訓練給付金と同じ条件です。雇用保険の被保険者または離職後1年以内で、支給要件期間が1年以上あることが必要です。
ただし受講開始前にハローワークでキャリアコンサルティングを受ける必要があります。
対象講座 ITスキル・介護職員初任者研修・税理士・社会保険労務士など、特定の職業能力開発に役立つ講座が対象です。
給付のタイミング 講座修了後にハローワークで申請します。修了日から1ヶ月以内に申請が必要です。
③専門実践教育訓練給付金の条件
給付率・上限額 受講費用の最大80%・年間上限56万円
受講中は50%が支給されます。さらに修了後1年以内に資格取得し就職または在職を継続した場合、追加で20%が支給されます(合計70%)。雇用保険の受給資格者は追加10%の支給があり合計80%になります。
対象者の条件 雇用保険の被保険者または離職後1年以内であることが必要です。
支給要件期間が通算3年以上あることが必要です。ただし初めて利用する場合は2年以上でOKです。
受講開始前にハローワークでキャリアコンサルティングを受ける必要があります。
対象講座 長期のプログラミングスクール・看護師・保育士・美容師など専門的な職業能力開発に役立つ講座が対象です。
給付のタイミング 受講中は6ヶ月ごとに申請が必要です。修了後にも申請が必要です。
第3章:経産省リスキリング支援事業の条件
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
給付率・補助額 対象スクールによって異なりますが最大70%程度の補助が受けられるケースがあります。
対象者の条件 在職者・離職者・個人事業主など幅広い方が対象になっています。教育訓練給付金と異なり雇用保険への加入は必須条件ではありません。
ただし以下の条件があります。転職意欲があること・キャリアコンサルティングを受けること・対象スクールの講座を受講することが必要です。
対象スクール 経済産業省が指定した対象スクールのみが対象です。Webマーケティングスクール・プログラミングスクールなどが多く含まれています。
注意点 この支援事業は予算が年度ごとに設定されており、予算がなくなり次第終了する場合があります。申し込みを検討している方は早めに確認しましょう。
第4章:人材開発支援助成金の条件
企業が従業員のリスキリングに使える助成金
人材開発支援助成金は企業が従業員にリスキリングをさせる場合に使える助成金です。個人が直接申請するのではなく、企業が申請します。
助成率 中小企業:45〜75% 大企業:30〜60%
対象となる訓練 OFF-JT(仕事を離れた訓練)・OJT(仕事をしながらの訓練)など様々な形態の訓練が対象です。
活用方法 勤務先がこの助成金を活用してくれれば、自己負担なくリスキリングができます。会社の人事・総務部門に「リスキリングのための人材開発支援助成金を使ってほしい」と提案してみましょう。
第5章:自分に合った補助金を選ぶためのフローチャート
どの補助金が自分に合っているか、以下のフローで確認しましょう。
Q1:現在雇用保険に加入していますか?
はい → Q2へ いいえ → 経産省リスキリング支援事業・自治体補助金を検討
Q2:雇用保険の加入期間は1年以上ありますか?
はい → Q3へ いいえ → 経産省リスキリング支援事業を検討
Q3:受講したい講座は何ですか?
長期の専門講座(プログラミングスクールなど)→ 専門実践教育訓練給付金 ITスキル・介護・税理士など → 特定一般教育訓練給付金 英会話・簿記・FPなど → 一般教育訓練給付金
第6章:補助金申請前のチェックリスト
補助金を申請する前に以下の項目を確認しましょう。
教育訓練給付金を使う場合のチェックリスト
受講前に確認すること
- ハローワークで受給資格を確認した
- 受講する講座が給付金対象か確認した
- 特定一般・専門実践の場合はキャリアコンサルティングを受けた
- 受講前にハローワークで受給資格確認票を提出した
- スクールに給付金を利用する旨を伝えた
受講中に確認すること
- 出席率など給付の条件を確認した
- 専門実践の場合は6ヶ月ごとの申請スケジュールを把握した
修了後に確認すること
- 修了証明書をスクールから受け取った
- 領収書を保管している
- 修了後1ヶ月以内の申請期限をカレンダーに登録した
- 申請に必要な書類を全て揃えた
第7章:補助金を最大限活用するコツ
コツ①:複数の補助金を組み合わせる
教育訓練給付金と経産省のリスキリング支援事業を組み合わせることで、さらに費用を抑えられる場合があります。スクールに相談してみましょう。
コツ②:会社の制度も活用する
個人の補助金だけでなく、会社の自己啓発支援制度や人材開発支援助成金も合わせて活用しましょう。
コツ③:早めに動く
補助金制度は予算がなくなると終了したり、条件が変更されたりする場合があります。利用を検討している方は早めに動くことをおすすめします。
コツ④:スクールのサポートを活用する
教育訓練給付金対象のスクールでは申請サポートをしてくれる場合がほとんどです。わからないことはスクールのスタッフに相談しましょう。
まとめ:自分に合った補助金を使ってリスキリングを始めよう
リスキリングの補助金は種類が多く複雑に見えますが、自分の状況に合った制度を選べば大幅に費用を抑えられます。
補助金活用の3ステップ
- 自分がどの補助金の対象になるかフローチャートで確認する
- ハローワークまたはスクールに相談して詳細を確認する
- 受講前に必要な手続きを済ませる
まずは今日、最寄りのハローワークに電話して自分の受給資格を確認することから始めましょう。
当サイトでは補助金が使えるおすすめスクールの比較記事も掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。

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